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遺品整理はいつから手を付けたらいいの?

遺品整理をしなければいけないけど、どのような手順でいつから手を付けたら良いのか、お悩みの方もいるのではないでしょうか。

遺品整理は残された家族にとって、大切な仕事のひとつです。

ただ、他にもしなければいけないことがあり、気持ちの整理がついていない状況では、大きな負担にもなってしまいます。

いつから遺品整理を行うべきかというのは、故人や家族の状況でそれぞれ違います。

今回は、遺品整理をいつから手を付けたらいいのか、それぞれのタイミングについて解説していきます。

遺品整理の負担を軽減するための参考にしてください。

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遺品整理とは

故人が生前に生活を営んでいた部屋や家には、故人が使っていた物がたくさん残されています。

それら遺品を残しておくものと、不用品として扱うものに仕分けすることを遺品整理といいます。

遺品は故人の思い出がつまっているため、遺品整理をするとあらためて悲しみや寂しさが湧き上がってくることもあるでしょう。

ただ、遺品整理をすることは、残された家族の気持ちの整理をすることにもつながります。

遺品整理には形見分けや相続、不用品の処分以外にも、そういった面があることも覚えておきましょう。

遺品整理の方法

故人が残した遺品を仕分けするために、それぞれの内容に関して見ていきましょう。

貴重品類

故人が残した遺品で、金品だけでなく大切な書類や価値のあるものを指します。

貴重品には下記のようなものがあります。

思い出の品

貴重品以外で、愛用していたものなどの思い出となる品は形見として残しておきます。

故人を思い出すための大切なものなので、遺族で形見分けをします。

相続放棄をした場合にも、形見分けをすることができますが、貴重品にあたらない価値が認められないものである必要があります。

遺品整理をする際には、その物がどういったものなのか、調べるようにしましょう。

また、アルバムや日記なども思い出の品として残しておきたいものです。

ただ、すべて置いておくとなると置き場所に余裕が無いという場合もあります。

そういった際には、データとして残すことで場所をとらずに保管しておくこともできますし、親族で分け合う事も可能になります。

処分するもの

衣類や家電製品などリサイクル可能なものに関しては、保管しておくかリサイクル業者に依頼して引き取ってもらいましょう。

また、残しておかないことをすぐに判断できるものに関しては、不用品として処分するようにします。

故人の思い出が残っているものですが、遺品整理のタイミングで処分ができないと、後から保管場所などで困ることになる可能性があります。

今後使いそうにないものなどは、処分するようにしましょう。

いつから遺品整理を行うか

じっくりと時間をかけて遺品整理を行える場合もありますが、賃貸住宅や相続税など期限までに行わなければならない場合もあります。

いつから遺品整理に手を付けたら良いのか、ケース別に見ていきましょう。

遺品整理を急ぐ必要が無い場合

戸建てに故人が住んでいた場合、退去の期限が無いために、遺品整理を急いで行う必要がありません。

ただ、相続に関することや手続きは、すみやかに行っておきましょう。

法要のタイミングで遺品整理をする

遺品整理を遺族が集まる法要のタイミングで行うことで、話し合いをしながらスムーズに進めることができます。

49日や1周期、3回忌や7回忌など、故人の供養を行う際にあわせて行うことで、普段働いている時間ではなく余裕を持って遺品整理に時間を使えるという利点があります。

また、亡くなった日から時間が経っていることで、気持ちの整理もついており落ち着いて遺品整理にのぞめるでしょう。

手続きなどを済ませてから遺品整理をする

残された家族は、故人が契約していたものや、各種届け出などさまざまな手続きを行う必要があります。

そういった手続きは多くの手間がかかりますし、早急に行わないといけないものもあります。

遺品整理を手続きがある程度すんでから行うことで、時間に追われることもなく、落ち着いた状態で遺品整理をすることができます。

ちなみに、しなければならない手続きの種類について下記にあげておきます。

死亡時からすみやかに行う必要がある手続き

死亡時から7日以内に行う必要がある手続き

死亡時から10日以内に行う必要がある手続き

死亡時から14日以内に行う必要がある手続き

この他にも、葬祭費や埋葬費の支給申請や、死亡一時金の請求、保険金の請求、遺族基礎年金や遺族厚生年金、それに寡婦年金の請求なども、2年以内や時効になるものもあるので、該当する場合は確認しておくようにしましょう。

気持ちの整理がついてから遺品整理をする

相続に関わるものや各種手続きなどは、早めに行うようにして、故人の思い出がつまったものに関しては、気持ちに整理がついてから行うという方も少なくありません。

故人に対する想いや失った時の気持ちは、人それぞれです。

遺品整理を無理に進めるのではなく、気持ちに余裕が持てるようになってから、落ち着いて進めたほうが良い場合もあります。

【こちらの施工事例もご覧ください】

  1. 墓じまい【上越市 浦川原区№2】
  2. 墓じまい(新潟県)
  3. 墓じまい【新潟県上越市】

遺品整理を急ぐ必要がある場合

遺品整理をすぐにはじめなければいけないケースとして、故人が賃貸物件に住んでいた場合があげられます。

また、故人に安心してもらうために49日前にきれいに片付けておきたいという家族の想いがある場合もあるでしょう。

そして、相続する場合には、相続税の申告期限までに遺産整理を行っておく必要があります。

それぞれのケースについて見ていきましょう。

賃貸住宅の退去日までに遺品整理をする

故人が賃貸住宅に住んでいた場合、遺品整理をすみやかに行わないと、家賃が新たに発生してしまいます。

退去をする前に退去届を出しますが、物件によっても退去予定日から何日前に提出しなければいけないなどが違うため、あらかじめ確認しておきましょう。

また、家賃を払っても遺品を置いておきたいという場合にも、部屋を明け渡さなければいけない場合があるので注意が必要です。

公営住宅では3ヶ月が目安、民間の場合では6ヶ月ほどです。

これを過ぎると、部屋の明け渡しを要求される場合があります。

49日前に遺品整理をする

地域や宗派によってですが、49日前夜までに遺品整理をする必要がある場合もあります。

これまで使っていた物を片付けて、安心してあの世で過ごしてもらえるようにするためです。

49日の法要の際に、故人に報告したいという想いがある場合には、49日までの時間で遺品整理をするようにしましょう。

葬儀後に遺品整理をする

故人が住んでいた場所が遠方の場合、葬儀をしたあとに遺品整理をして、住居の明け渡しまでを済ます場合もあります。

移動の時間を考えると、当日のうちにできることをまとめて行うことで、時間や費用をかけずに整理することができます。

終活をしている場合、家族に迷惑をかけないように実行していたことをエンディングノートやメモなどに残している場合があります。

その際には、遺品整理もスムーズにすることができますが、それ以外の場合、遺品整理業者に依頼することですみやかに整理してもらうことも検討しましょう。

相続の手続きの前に遺品整理をする

いつから遺品整理をするかは、基本的に決まりはありませんが、相続する現金や土地、有価証券などがある場合、相続税の手続きをするまでに行わなくてはなりません。

相続する場合、亡くなってから10ヶ月以内に相続税の申告をしないと、加算税がかかるため、それまでに遺品整理をして相続税がかかるものを確認しておく必要があります。

遺品整理をする際の注意点

遺品整理を行う際に、気をつけておきたい注意点があります。

手続きに必要な書類を探す

遺品整理でまず探し出さなければならないのが、手続きに必要な書類です。

手続きには期限があるものがあるため、まず優先的に進めていく必要があるからです。

また、遺言書やエンディングノートなどがある可能性もあるので、そういった故人の想いが書かれたものがないかどうかも探すようにします。

相続や形見分けのことなど重要な内容が記してあれば、それに沿って遺品整理を行っていきます。

遺言書などが無い場合は、念のため公証役場に、公正証書遺言があるか確認しましょう。

相続放棄をする場合

故人の借金などがあり、相続放棄や限定承認をする場合には、相続人であることが分かってから3ヶ月以内に手続きをする必要があります。

3ヶ月が過ぎても手続きを取らなかった場合、単純承認ということで、財産や借金の相続を承認したことになってしまいます。

また、相続放棄をのぞむ場合、遺品整理を行うと相続放棄ができなくなってしまう可能性があります。

法律によって相続財産を処分した場合は相続放棄が認められないと定められているからです。

資産価値の無い形見を受け取ることができますが、実は価値があるものだったという事になってしまうと、相続放棄が認められなくなってしまうので注意が必要です。

遺族同士のトラブル

遺品整理を行う際は、あらかじめ遺族の合意をとってから行うようにしましょう。

遺品整理を進めて不用品を処分したら、あとからそれがトラブルの元になってしまったというケースもあります。

価値のあるものがあったかもしれない、勝手に持ち出しているのではというような疑念を持たれてしまうことにもなり得るので、遺族の了承はしっかりと得るようにしましょう。

また、どういった方法で遺品整理を行うかということや、計画に関して遺族同士で話し合いを行っておくと、スムーズに進めていくことができます。

遺品整理の判断

処分に迷うものがあったり、一旦手を停めてしまうようなものがあった場合は、処分の判断を一旦保留にして、後であらためて判断するようにしましょう。

遺品整理をしているとさまざまな想いから冷静な判断ができなくなってしまう場合もあります。

あとから必要な書類や、故人が実は大切にしていたものなど、捨ててしまってから後悔してもどうにもなりません。

時間を置いて、冷静にできるときに判断を下すことで、そういったミスも防ぐことができます。

生前整理をしておけば家族の負担が減る

遺品整理はいつから手を付けたらいいのかということを考えると、家族への負担をなるべく減らす形で最後を迎えたいということを思った方もいるのではないでしょうか。

遺品整理を生前に行うことに関して、見ていきましょう。

必要な書類を揃えておく

遺品整理で時間がかかってしまうのには「わからないこと」があるためです。

遺族だけでは、わからないことをしっかりと自身が整理しておくことで、残された家族の負担を減らすことができます。

まずは、遺産となるものに関してリストをつくってまとめておくようにします。

また、不動産や証券会社などの契約書がある場合には、まとめてファイルしておくと探し出す手間を減らすことができます。

そして、遺言状に何を誰に相続させるのかということを明記して、内容や保存場所について家族と共有しておきましょう。

それから、戸籍謄本についても生まれてから現在までのものを用意しておきましょう。

本籍を何度も移している場合で変遷がわかっていなければ、さかのぼって請求しなければならなく、請求に時間が必要になります。

あらかじめ用意しておき、変遷を確認できていれば全部の自治体に請求することができます。

身の回りの品物の整理

これまで捨てられなかったものや、使う可能性があるからとっておいたものなど、身の回りには多くの物があると思います。

遺品整理では、それらのものを残された家族が仕分けをして、処分したり再利用したりします。

この手間を減らすためにも、本当に必要なものと不要なものを区別して、思い切って処分をするようにしましょう。

もしくは、家に置いてある家電や家具などをリストにしておくことで、手間や時間を大幅に少なくしてあげることもできます。

業者に依頼することも可能

遺品整理を行っている業者の多くは、生前整理も引き受けてくれます。

施設などに入るタイミングで依頼する場合もありますが、そのまま住み続ける場合でも依頼することができます。

生前整理をしたいけど、自身では行えないなどの場合には、相談してみるようにしましょう。

遺品整理はいつから?のまとめ

ここまで遺品整理について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。

いつから遺品整理に手を付けるのかというのは、ケースによってさまざまにあります。

ただ、可能であればすぐに遺品整理に手を付けたほうがいいでしょう。

大切なものやすぐに処分できるものは早めに仕分けをして、思い出のつまった物に関しては時間をかけてゆっくりと行うという方法もあります。

また、遺品整理の時間が取れない場合などには、遺品整理業者に依頼してもいいでしょう。

なによりも、故人の身の回りの物の始末をして、同時に家族の気持ちの整理をつけていくということが大切です。

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Q実家にあるお墓を整理したいのですが、費用や手続きな初めてのことで全くわかりません。また、現在は実家の近くに住んでいないのですが、どのようにすればよいでしょうか?教えて下さい。

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Q料金プラン以外に別途お金はかかりますか?

Aパッケージ以外に料金はかかりません。ただし、パッケージ料金に含まれるもの、含まれないものはこちらの料金ページに記載していますので、ご確認ください。なお、ご相談内容によって、パッケージ料金は異なりますが、おおよその目安の金額としてご参考頂ければと思います。

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